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002中学受験の勉強法 アーカイブ

2011年01月27日

学習塾での中学受験対策


中学受験を目指す際には学習塾へ通うことが必要なのかどうか。
中学受験への関心が高まっている今、テーマとして扱われる機会が多くなっています。
近年では中学受験を目標とした学習塾も増えており、注目されています。
実際のところ、学習塾は中学受験に不可欠なのでしょうか。

中学受験の場合、基礎的な学力もさることながら実践的な試験対策もポイントとなってきます。
試験では思考力が求められるちょっとひねった問題が多く、算数などは逆に高校受験よりも難しいのではないかと思えるようなものが出題されます。
そのため学校の授業だけでは不十分だという意見も多いのです。
また、「ゆとり教育」の弊害が指摘されるようになっている現在、2002年の学習指導要領において削除されてしまった部分を学ぶ機会として、学習塾の存在がクローズアップされている面もあります。

現実問題として、中学受験を目指す家庭の多くが子どもを学習塾に通わせているという傾向が見られています。
その意味では、学習塾が持つ役割は大きいといってもよいでしょう。
学習塾の場合、同じクラスで勉強する児童とよい意味でライバル関係が生まれ、互いに高めあう形で学力を向上させていくことができるという点もメリットとして挙げられます。
しかし一方で、学習塾に時間をとられる余り、友達と遊ぶ時間が少なくなったり、学校行事を軽視するなどの問題も出ています。
子どもの意思や生活環境を踏まえた上で学習塾を利用するか、するならどのようなタイプのところを選ぶかを慎重に判断することが求められるでしょう。

家庭教師で中学受験対策

中学受験対策の選択肢として必ず挙げられるのが家庭教師です。
受験対策としてはもうひとつ、学習塾の活用という方法もあります。
ただし、学校が終わってから塾に通うとなると帰りが夜遅くなってしまうという問題点があります。
児童を暗くなってから一人歩きさせることへの不安、あるいは送り迎えする親の負担などもあり、通わせることが困難な場合もあるのです。

その点、家庭教師なら自宅で勉強する環境を用意することができるため、理想的な受験対策の環境を整えることもできます。
家庭教師のポイントはもうひとつ、マンツーマンでの授業という点も挙げられます。
教室で集団で勉強するよりも身が入り、集中しながら勉強していくことができるでしょう。
軌道に乗れば短期間で急激に学力を伸ばすことも可能です。
小学生の場合、進んで勉強する気になるような環境作りが高校受験や大学受験に比べて重要になりますから、その点においても家庭教師にはメリットがあります。

ただし、家庭教師の場合は当たり外れがあるというデメリットもあります。
これは教え方のうまい・下手はもちろん、子どもとの相性の問題もあります。
子どもと家庭教師の間で良好な関係を築くことができれば勉強そのものが楽しくなってくるでしょうし、逆のパターンもあります。
もうひとつの問題は実践的な受験対策ができるのかどうか。
中学受験の場合、学力だけでなく試験で得点を獲得するための対策も必要となります。
知識ではなく、よく考えて答える必要がある問題が多いからです。
家庭教師がそういった実践的なテクニックをどれだけ持っているかという疑問もあるのです。
もちろん、費用の問題もポイントになるでしょう。
家庭教師の活用はこうしたメリット・デメリットを踏まえたうえで判断するようにしましょう。

通信講座で中学受験対策

中学受験の対策方法として近年注目を集めるようになっているのが通信講座です。
インターネットの普及もあって、以前よりもより手軽に通信講座を活用できるようになり、中学受験に役立てる家庭が増えています。

通信講座のポイントはなんと言っても時間の都合に合わせて勉強する環境を作ることができることでしょう。
学習塾の場合、学校を終えた後、あるいは休日にわざわざ塾まで通って授業を受けなければなりません。
子どもが遊ぶ時間を削ってしまう、帰宅するのが夜遅くなる、親の送迎の負担が増えるといった問題点が生じる場合もあります。
子どもの精神的な負担も考えなければなりません。
しかし通信講座ならそんな心配もありません。

もうひとつのポイントは、受験対策に適したカリキュラムで勉強することができるという点です。
中学受験は、小学校の教科書だけでは不十分といわれています。
その足りない部分を通信講座のテキストで補うことができるわけです。
独学で行うよりもずって効率よく勉強を進めていくことができるでしょう。
学習塾と独学両方のメリットを組み合わせた方法といえます。

ただし、通信講座での勉強には挫折しやすいという難点もあります。
とくに中学受験に乗り気ではない、勉強する気がいまひとつ感じられない子どもの場合、一通り目を通して勉強した「つもり」で終わってしまうことも多いのです。
ですから、子どもがしっかり勉強しているかどうかを親が確認する環境作りが求められます。
通信講座を取り扱っている業者では受験コースを用意しているところもあります。
まずどのような内容なのか、チェックしてみるとよいのではないでしょうか。

個別授業か集団授業か

学習塾で受験対策を行おうと考えた場合、個別授業か集団授業かの選択を行う必要があります。
それぞれメリットとデメリットがありますから、子どもの性格や環境を踏まえた上で判断することが求められます。

まず個別授業。
この場合、集中して勉強に打ち込むことができるというメリットがあります。
教師の注意が常に向けられていますから、緊張感を持って勉強を進めていくことができるでしょう。
家庭教師よりも費用が割安という点も魅力です。
また教師が苦手科目をしっかり把握しているため、必要ならば補習授業を行うことで弱点をカバーする環境を整えることもできます。
一方デメリットとしては教師と相性が悪い場合に勉強が進まない、子どもの性格によってはマンツーマンは緊張しすぎて精神的な負担になるなどが挙げられます。

一方集団授業では、同じクラスの児童と競い合いながら勉強を進めていくこともできます。
友達ができれば塾に通うことそのものが楽しみにもなるでしょう。
またクラスの中で自分のレベルや進行度合いを確認しやすいため、自分で自覚しながら予習・復習をするようになることも期待できます。
周囲の緊張感や、やる気に引っ張られる形で本人も勉強する気になることもあるでしょう。
一方で、途中で授業についていけなくなる恐れや、必ず決められた時間に授業を受けなければならないため、一度欠席してしまうと内容が理解できなくなってしまうといった問題点もあります。

このように、学習塾では個別授業と集団授業の選択が重要になるのです。
子どもの希望も踏まえたうえで最適と思える方を選びたいものです。

中学受験と勉強環境

中学受験の対策でもっとも重要となるのが子どもの学習環境です。
学習塾や家庭教師などの活用ももちろん重要ですが、やはり基本となるのは自宅での学習。
予習・復習をどれだけしっかりと行うことができるかがポイントとなるのです。

そんな子どもの学習環境で近年注目を集めるようになっているのがリビングでの勉強。
難関校に合格した子どもの多くが、リビングで勉強する学習環境にあるということが知られるようになっているのです。
これまで子どもの学習環境というと個室を用意し、勉強に専念できるような環境を用意することが理想的と言われてきました。
しかしそんなイメージが変化しつつあるのです。

ではリビングでの勉強にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まず家族がつねに近くにいる環境下で勉強することで、集中力と緊張感を高めるという点があります。
部屋でひとりで勉強しているとついついサボってしまったり、途中で集中力が乱れてしまうことが多いもの。
家族の目が光っている状況下ではそれもなく集中して勉強にとりくむことができます。
気になるは周囲の物音。
しかし逆に、多少の物音や話し声に動じることなく勉強するための集中力を磨くことができます。
静かな環境でなければ勉強に身が入らない、と神経質になってしまうことを避けることができます。
あるいは、わからないところがある場合はすぐに親や兄弟に聞いて疑問を解消することができるというメリットもあります。
リビングで家族と一緒に過ごすことで、孤立化や疎外感を味わうことなく勉強することができるという点も12歳という年齢を考えると大きな意味を持ってくるでしょう。

もちろん、必要以上に騒音を立てないといった家族の配慮も必要ですが、中学受験の学習環境として検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

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